当院では、患者様のご体調にあわせ治療に漢方薬を処方することがあります。
原点は義父が50年開業していた『越田医院』(令和2年閉院)と言えるかもしれません。11年前の開業の際に、漢方薬での治療について義父から教わった事がきっかけです。
茨城で開業していた義父の元には、漢方薬の処方や癌の治療を希望し、遠方から患者さんが受診しにいらしていました。
92歳の1月に他界した義父は、認知症もなくその3か月前まで診療を行っていました。
その『越田医院』の跡地には、これからできる新しい病院の門前薬局が建つそうで、先日その売却に立ち会いました。医院の跡地がこれからも地域医療に貢献できる事となり、天国の父も喜んでいると思います。