都内でも桜の開花が宣言され、本格的なお花見シーズンになりましたね🌸
当院のある世田谷区桜丘はその名の通り、少し歩けばキレイな桜が沢山見られます。日中は暖かくなりましたし、お散歩やウオーキングを兼ねてお花見にも出かけてみたいですね。
・・とは言え、私も例外なく本当に花粉症が辛いです(;_:)最近一段と眼や顔の痒みが悪化していますので、ヒノキの花粉の飛散もあるのではないかと感じています。
花粉症の患者は4割以上と言われており、もはや国民病・・・。治療について様々なご相談があります。
花粉症の原因がスギ花粉のみでしたら、「舌下免疫療法」が根本的に症状を緩和する治療に近い治療法だと思いますが、ヒノキに対するアレルギーがあったり、夏にかけての花粉症(カバノキ科/イネ科)や秋の花粉症(ブタクサやヨモギなどキク科)がある場合はどうしても対症療法に頼ざるを得ません。
花粉症は、身体の花粉に対するアレルギー反応ですから、アレルギー反応を緩和する薬剤を使用する事になります💊
ですが、アレルギー反応には様々なアレルギーを起こす炎症物質が関与していますので、抗ヒスタミン薬のみ1剤で症状をコントロールしようとすると難しい場合が多いと思います。お薬が効かないとのお話をよく伺いますが、抗ヒスタミン剤を内服してもコントロールできない症状があれば、仕方がないので花粉の多い時期のみ薬剤を追加します。鼻閉が強い場合はロイコトリエン拮抗薬(キプレス®やオノン®など)の追加が有効ですし、高血圧がなく、胃が弱い方でなければ漢方薬(小青竜湯)も症状の緩和に役立ちます。点眼剤や点鼻薬も適時追加すると更に楽に過ごせます(^^)!自分はかゆみに対してはアイピーディーカプセル®も内服しておりコントロール良好です。
もちろん、マスクやゴーグル様の眼鏡も有効!患者さんからのお薦めもあり、花粉の付着を防ぐスプレーもドラッグストアで購入し、個人的にはこの時期愛用しています。スギ花粉症だけでしたら、10日もすればかなり症状が楽になると思いますので、もう少しの辛抱です!
ヒノキのアレルギーがある方や夏の花粉症をお持ちの方は、もうしばらくお互い頑張りましょう!!
スギ花粉に対する「舌下免疫療法」は、花粉の飛散が治まる6月1日以降に新規に開始できます。5月からは錠剤も長期処方が解禁になりますので、ご希望の方はお気軽にご相談くださいね。
※世田谷区の特定健康診査について。
3月末日(今年度は2019年3月30日まで)まではご受診頂けます。予約がなくても空腹でお越し頂けましたら検査は可能ですが、混雑しておりますので、お時間には余裕を持ってご受診頂けますようお願いします。
※※就職の際に必要な健康診断や法定健診について。
採血を伴う場合は当日に結果のお渡しは出来ません。原則書類の発行には1週間ほどお時間がかかります。提出期限のあるものについては早めにご来院頂けますように宜しくお願いいたします。
(お願い)女性の方は上下別れた服装に無地のTシャツを着用でお越し下さい。心電図検査のある場合はストッキングも着用なさらないようにお願いします。
ご不明な点はホーム画面の「平成30年特定健診受診のお知らせ」をご覧いただくか、スタッフまでお問合わせ下さい。
こしだ内科クリニックは小田急線千歳船橋駅前からすぐの内科クリニックです。検診の内科診察は毎日女性内科医師が担当しております。
↓↓様々な花粉症治療薬の一部と対策グッズ