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インスリンポンプを導入

3月になり、しとしと春の雨が降るようになりましたね☔
こしだ内科クリニックには2名の糖尿病専門医が非常勤として在籍しております。
開院以来、数多くの糖尿病の患者様を診療して参りましたが、ついに、インスリンポンプを導入することになりました!
インスリンポンプは持続的(24時間)に、設定した量のインスリンを皮下に注入してくれる器械です。
糖尿病は、合併症を起こさないことが重要になります。血糖のコントロールがつかず、高血糖や低血糖を繰り返すことで、血管が傷つき、神経障害や網膜症、心筋梗塞や脳梗塞等の病気を併発する危険性がとても高くなります。
合併症予防のためには、糖尿病の指標となるHbA1cの値は、7%未満にすることが望ましいと言われています。
今回、インスリンポンプを導入したことで、ペン型のインスリンで自己注射するよりも、より精密且つ持続的にインスリンを注入することで、血糖コントロールが是正され、HbA1cの数値が改善することを目標に導入を決めました!
この器械、手のひらサイズの小ささながらもかなり高機能!!使いこなせるようになれれば百人力!という感じで、メーカーさんに使い方や設定方法を教えてもらいながら、そんなことも出来るのか!?と目からうろこなことばかり。医療が日々進歩しているのを実感します。
当クリニックでは1例目であり、手探りではありますが、患者様を中心に医師と看護師一丸となって頑張っています 😉

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